流行りのRSウイルスに生後1ヶ月の我が子が感染してしまいました。
その時の様子や、前兆はあったのか?など時系列にまとめてみました。
RSウイルスとは?
RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。
風邪のような症状で、発熱や鼻水、咳が数日続きます。
咳が酷くなると喘息や細気管支炎、肺炎へと進行してしまいます。
1歳までに半数以上、2歳までにはほぼ100%感染するといわれています。
主に保育園や幼稚園での感染で、非常に感染力が強いのが特徴です。
前兆はあったの?
家族構成
30代の夫婦と保育園に通う4歳の息子、そして1ヶ月になったばかりの娘の4人家族です。
保育園で風邪が流行っていた
保育園で咳をする子が多くなっている、と聞いた後で4歳息子の発熱と咳が始まりました。
風邪をもらってきたかな?くらいの気持ちで、そこまで重要視していませんでした。
ですが熱が4日ほど続き、咳もひどくなっていくのでその間に小児科に2回行きました。
貰った薬は解熱剤と咳止めです。
特に病名も言われなかったので夏風邪だと思っていました。
隔離は難しかったので、新生児のお世話をしつつ息子の看病もしていました。
ご機嫌ナナメが続いていた
症状に気がつく数日前から娘はよく泣いて、抱っこや授乳で落ち着かせても30分や1時間で起きてしまう。
なんとなく機嫌が悪い日が続いていました。
後から思えば、この時から不調があったのかもしれません。
出始めた症状
気付いたきっかけは呼吸音でした。
お昼頃から泣き声にまじって、時々ひゅうひゅうと聞こえてきました。
良く聞かないと分からないレベルだったので、気のせいかな?と過ごしていましたがそれから咳もたまに出てくるように。
その日は日曜日で小児科が休診だったので、そこまで酷くなさそうだし、月曜日に診てもらうことにしました。
熱はなく、授乳もいつも通りごくごく飲んでいたので、緊急性はなさそうだと自分で判断しました。
小児科の先生の判断
翌日の月曜日
朝方の授乳に1番強く症状が現れました。
泣き声と一緒にゼーゼーと咳き込み、数分の出来事ではありましたがすごく長く感じました。
授乳したら落ち着いてすやすや静かに寝ていたので、時間になったら小児科の受診を決意。
どうするか迷ったら#8000で相談もできます。
(地域によって番号が異なります、確認して電話してください)
受診する直前まで、朝方の出来事が嘘のように静かに眠る娘に少し安心しながら先生の診断を聞きました。
陥没呼吸をしていた
心音を聞くために服を捲った先生が唸りました。
「これ陥没呼吸してるね」
呼吸をするたびに肋骨の辺りと喉元がへこんで、なんとかがんばって呼吸をしている状態だったのです。
そして診断されたRSウイルス感染症。
これはこの小児科では手に負えない、ということで大きな総合病院への紹介状を出してもらうことになりました。
総合病院で入院
どこにも寄らずに直接行ってね!
と小児科の先生に言われたのですぐに向かいました。
血液検査をして、体の中に二酸化炭素が溜まっているので酸素吸入のチューブを付けられ、点滴にも繋がれた娘。
月齢が低いほど、病状が急に悪化したりする可能性が高いので入院を勧められました。
そのまま入院へ。
先の見えない入院生活
人によるけど、入院はだいたい1週間くらいだよ。とのことでしたが、不安と授乳による寝不足、付き添い入院へのストレスなんかも感じた入院期間でした。
娘は苦しそうな呼吸音に反してよく飲んでくれたのは安心材料でした。
よく飲み、よく泣き、抱っこでないと眠ってくれない日々が続きます。
入院期間中の症状
入院2日目、咳も多く、呼吸も苦しそう。抱っこでないと泣いて寝ないため、抱っこしながら眠すぎてママの意識が一瞬飛ぶ。
入院4日目に陥没呼吸が良くなってきましたが、咳は時々出ている。
入院5日目になって、やっと酸素の濃度が低くても安定して呼吸ができるようになった。
入院6日目、頻回授乳だったのが時間が開くように。夜もベットに置いても寝てくれる。
入院8日目になるとゼーゼー音もなくなり、咳き込むこともほぼなくなりました。
入院9日目の朝の回診で退院の許可が出たのです。
回復しだすと一気によくなって、退院できるようになりました。
少しだけ陥没呼吸が残っているようなので、1週間後に再検査します。
点滴を打っているとおしっこの量が増えるので頻繁にオムツを替えていました。
オムツかぶれもしてしまって、塗り薬を貰いましたが、それ以外の薬はありません。
まとめ
赤ちゃんはくしゃみや授乳の時に咽せることはあっても、咳が出るのはおかしいと思った方がいい。
助産師さんにも言われた言葉です。
少しでも「おかしいな?」「いつもと違うな?」と感じたら小児科で診てもらうことを勧めます。
受診して何もなければ「良かったね!」で済むし、病気が見つかれば早めに処置ができるのでかかりつけの病院を探しておくと、いざという時に安心ですね。
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